全国基礎工事業団体連合会は
国土交通省の「専門工事業イノベーション戦略」等の諸施策の反映・実績に向けて、
「ものつくりを生業」とする真面目に一生懸命にがんばっている
基礎工事業者が“報われる”ために 「施工技術力が高く評価されるべき」
優良・適格業者を選定し制度化することで「健全なる建設産業の育成・発展のために、
良質な施工(工事)を適正価格で提供し
社会的信頼と信用を得ることを目的とする。
このためには、今や総合工事業施工高の70%(外注費)の施工実績を持つ
専門工事業者の選択こそがキーポイントである。
当連合会では、
“業者選択に当り価格偏重”の風潮に対し、
「専門工事業企業力指標」((財)建設業振興基金)を基本に、
組合員事業所の得意とする
工種・工法ごとの設備機械と技能・技術者の質、量の情報を提供することと、
積極的な技能・技術提案により、総合工事業者をはじめとする
業界および“発注者”に対しても情報を公開提供し、
総合評価方式(高度技術提案型・標準型・簡易型)や
特別総合評価方式及び
専門工事審査型総合評価方式に
専門工事業者の技術提案力や工事実績が活用され、
受注に結びつくことを期待するものである。
また、将来に向けて多様なる受注方式に対応するとともに、
幅広い受注機会を獲得する。
特に、公共工事において導入が予定されている
CM(ConstructionManagerの略)方式や
異業種JV(Joint Venture(合弁事業)の略)に対応するために、また、
分離・分割発注に向けても、
現場で培った技能・技術をさらに向上されることで生産性を高め、
その企業力評価をワンランク上げるための
企業努力と経営基盤を強化することで
自立する専門工事業者への道標とする。